ドルアーガの塔【FC】
攻略本をなぞる作業ゲーの楽しみ方
当時「ドルアーガの塔」を攻略本と合わせて買った。
攻略本が無いと、クリアに必要となる宝箱の取り方が分からないので、攻略本は必須だった。
攻略本があれば、後はやることは明確なので、攻略本に従ってプレイしていくだけ...
と、作業ゲーになってしまう所だけれど、「どれだけ早くクリアできるか」に挑戦するのが楽しくて、何度もプレイしてしまうゲームだった。
宝箱の出現条件の「そのフロアの敵を全て倒す」なんかは、敵を如何に効率よく倒していくかで、結構クリアタイムに影響するので、かなりの腕の見せ所。
ただ、競い合う友達もいなかったので、自分との戦いでしかないけれど...
13階
(炎、早く消えて欲しい...、でも本体は消えないで...)
「敵を全て倒す」とクリアに必要な「レッドラインシールド」を手に入れることができる。早解きの腕の見せ所な階。
早く全滅させるには、ソーサラー2体を如何に早く倒せるか、にかかっている。
ただ、27階で手に入れる「レッドネックレス」がまだ無いので、ソーサラーが出す炎に触ると死んでしまう。
炎を上手く回避しながら、早く倒したい焦る気持ちを抑え、着実に倒していかなければならない...。
43階・44階・45階
(ぷるぷるしている)
43階はスライム全種出現、44階はマジシャン全種出現、45階はナイト全種出現、と、オールスター感がある階が続き楽しい。
色々なゲームでスライムは出てくるけれど、「ドルアーガの塔」のスライムが一番プルプルして、ジェリービーンズみたいでカワイイと思う。
44階は恐怖、基本的に壁を突き抜けて呪文を出す「ウィザード」はどの階でも怖い。
45階のナイトオールスターに「リザードマン」は、ちょっと違和感。ナイトというよりワニ。
59面
(恐怖...)
「4体同時に出現するウィザードを如何にすばやく倒すか」の階。
ボスのドルアーガも出現するけれど、重要なのはやっぱり「ウィザード」の対処だと思う。
ズルいけれど、4体のウィザードが出現したら、一旦ストップボタンを押して、「どちらに動けば呪文を避けられるか」を確認していた。そうしなければクリアは難しかった...
敵を倒すときの音
(ドゥン、ドゥン、と壁を壊して近づいてくるゴースト)
敵を倒すと「ズルズルッ」と効果音がなるのだけれども、これが倒した感、手ごたえ感がある音で、気持ちいい。
あと呪文を受けたときの「カッッ」と、壁が壊れるときの「ドゥン」も好き。
「ドルイドゴースト」が遠くから「ドゥン、ドゥン...」とひたすら壁を壊して近づいてくるのはちょっと怖い。
エンディング
エンディング曲の曲名は「コングラッチュレーション」とのことらしい。
確かに切ないメロディーだけれど、祝福されている感じが出ていて、クリア後の余韻に浸るのにぴったりな素敵な曲だった。