えりかとさとるの夢冒険【FC】
メルヘンチック&ファンシー
ファミコンのアドベンチャーゲームが好きだ。
小学生だった当時、「ポートピア連続殺人事件」、「オホーツクに消ゆ」、「山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件」、「殺意の階層」といった、推理物・サスペンスなアドベンチャーゲーをプレイしていた。
そんな中、「サラダの国のトマト姫」や「えりかとさとるの夢冒険」といった、ちょっとこれまでプレイしたアドベンチャーゲームと毛色の違う、女子でもとっつきやすいゲームがファミコンで発売された。
特に「えりかさとるの夢冒険」は、メルヘンチックでファンシーな雰囲気が好きだった。
(一章のシルクハットを被ったクマさん)
ふたりがいい
ゲームはスタート時に「ひとりでやる/ふたりがいい」のどちらかを選ぶことができる。
「ふたりがいい」では、二人同時に操作を行い、二人で協力してミニゲームをクリアする必要がある。
当時、一緒にファミコンを遊んでくれる友達はいないものの、このミニゲームはプレイしたかった...
そのため、自分一人で1P、2Pコントローラーの両方をテーブルに置いて、頑張って同時に操作して遊んでいた。
2章のえりかとさとるを1P、2Pコントローラーで同時に上手く操作して、シカのしんしの影に隠れながら、店に潜入するのがきつかった...
(シカのしんしの影に隠れて、そっとお店に潜入)
子供心に怖かったシーン
全体的にはメルヘンチックでファンシーな雰囲気だけど、「なんか怖い…」と感じるシーンが幾つかあった。
お地蔵さん
お地蔵さんに頭巾を被せて謎解きするシーン。
ブログをはじめたころ、どうしてもこのシーンを描きたくて既に描いていた。
BGMの怖さと、妙にリアルなお地蔵さんのドット絵が相まって、怖さを感じるのかな...
墓地
軽快なフィールドのBGMが流れる中、墓地内を移動するシーンがある。
そのBGMと墓標が沢山ある画面のミスマッチがなんだか怖かった。
(この中を結構な距離、子供2人で歩く...)
占い師さん
ヒントをくれる3日に一度町にやってくる占い師さん。
とにかくビジュアルが怖かった。
(急に薄暗い街角に占い師さんが現れる...)
その他にも、人さらいにあうとか、チンピラに追いかけられるシーンも子供心には怖かった……